鳥取市南部に、建坪47坪、築150年にはなろうかという古民家がありました。
関東から移住してきたKさんご一家は、偶然みつけたこの古民家の大きな梁に惹かれ、住まいの夢を描きました。
Kさんは数社に改修プランの提案を依頼。そのなかから井本工務店に決めました。
2020年夏にスタートした古民家再生の工事は、翌2021年3月までの大工事となりました。
古民家が生まれ変わり、完成するまでをご紹介しましょう。
- (1)着工前
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空き屋となって、数年が経過した建坪47坪のおおきな建物です。
現在の土地に移ってから100年、その前から建物はあったので、築年数は150年にもなろうかという古民家。
- (2)解体作業
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建物の骨組みだけを残し、解体。
- (3)ジャッキアップ
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解体後、建物をジャッキアップし、基礎工事を。
- (4)屋根替え
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屋根はできあがりのイメージを考え赤瓦を選びました。
- (5)床下防湿対策
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建物の湿気を防ぐための処理も念入りに。
- (6)外壁作業
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外壁を仕上げていくと、建物が生まれ変わっていく様子がわかります。
- (7)造作作業
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柱や梁など、積年の煤や埃を除去し、使える部材は可能な限り使用します。
- (8)完成
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完成したK邸。赤瓦、塗り壁が、山の緑、空の青さに映えます。古民家再生ならではの落ち着きが住む人の心を癒やします。
レスポンスの良さに満足……施主Kさんの声
神奈川県から妻の実家のある鳥取県へ移住してきました。
はじめは新築を検討していたのですが、偶然空き家バンクのWebサイトで「売り家」となっている古民家を見つけ見に行きました。
そこで「大きな梁がかっこいい」と一目惚れ?してしまいました。
この古民家を再生してくれる工務店を探し、3社にプランづくりと見積を打診。そのなかから井本工務店に依頼することを決めました。
選んだポイントはレスポンスの良さ。
家づくりは長いつきあいになるので、レスポンスの良さは重要です。
もちろん間取りのプランも気に入りました。
ホームページなどを見て、神社など伝統的な木造建築などの工事実績もあったので、安心して任せることができるのかなとも思いました。
建物の解体から始まった工事は2020年夏に始まり、翌2021年春の完成。
途中、何度も工事を見に行きました。
周辺の豊かな緑に映える赤瓦、堂々とした梁。
希望した通り、大きな梁や柱をそのまま生かした堂々とした家になりました。
ゆったりとした間取りにも満足しています。